感染症予防をこころがけよう② ~インフルエンザワクチン接種のすすめ~
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感染症予防をこころがけよう①の記事を載せたのは6月でした。
8月のお盆が過ぎた現在。やはり発熱外来に来院される患者さんが増えてまいりました。まだまだ暑い盛りのこの時期ですが、インフルエンザの方も、ちらほら見受けられます。真夏にインフルエンザ⁉と驚かれるかもしれませんが、小山市に限らず全国で見られる傾向です。そこで今回は、インフルエンザ予防接種についてご紹介します。
今年もインフルエンザ予防接種を受けましょう
毎年、冬になると流行するインフルエンザ。「去年ワクチンを受けたから、今年は受けなくてもいいかな」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、インフルエンザワクチンは、その年に流行すると予測されるウイルスに合わせて作られています。そのため、昨年接種した方も、今年のワクチンを接種することが大切です。
ワクチンには、どのくらい効果があるの?
「予防接種をしてもインフルエンザにかかることがあるなら、受ける意味がないのでは?」と思う方もいるかもしれません。もちろん、ワクチンを接種すれば、インフルエンザに絶対にかからないというわけではありません。それでも、ワクチンにはインフルエンザの発症を抑え、重症化を防ぐ効果があります。流行しているウイルスとワクチンがよく合っている場合、インフルエンザの発症を約40~60%減らす効果が期待されます。また、インフルエンザにかかった場合でも、入院が必要になるリスクや重症化するリスクを減らす効果が期待できます。つまり、ワクチンは「インフルエンザにかからないため」だけではなく、「かかってしまったときに、できるだけ重症にならないため」の予防策といえます。
糖尿病などの持病がある方は、特におすすめです
糖尿病などの慢性疾患がある方は、インフルエンザに感染すると重症化しやすいことがあります。また、発熱や食欲低下などによって、普段は安定している血糖値が大きく乱れることもあります。だからこそ、糖尿病の方には、インフルエンザにかからないことだけでなく、重症化させないための予防が大切です。高齢の方、ご家族に高齢者や小さなお子さんがいる方にも、ワクチン接種をおすすめします。
接種は、流行する前に
日本では、例年12月から3月頃にインフルエンザが流行します。ワクチンは、接種してすぐに十分な効果が得られるわけではなく、効果が現れるまでにはおよそ2週間かかります。そのため、流行が本格化する前に接種しておくことが大切です。「まだ早いかな?」と思っているうちに流行が始まってしまうこともあります。現に、昨年2025年の流行のピークは11月で、2回目のピークが2月にきました。予防接種の効果はおよそ3~5か月持続するとされています。インフルエンザワクチン接種は、全国的に10月から開始されるので、開始後は早めの接種を検討しましょう。



