• 0285-24-2200

    【受付時間】8:30~12:00 / 15:00~18:30
    ※木曜午後、土曜午後、日曜(第3以外)、祝日は休診

糖尿病内科

糖尿病内科は、糖尿病をはじめとする生活習慣病の検査や治療を行い、患者さんの健康維持・増進をサポートします。対象となるのは、糖尿病を発症している方もしくは糖尿病予備軍の方(糖尿病の疑いがある方)です。

当院では、一人ひとりに合わせた適切な治療方針を立て、生活習慣の改善をサポートしながら、糖尿病のコントロールを目指します。

  • 健康診断で血糖値異常を指摘された
  • やたらとのどが渇く
  • 尿の回数や量が多い
  • よく食べるのに痩せた
  • 倦怠感があって疲れやすい
  • 足がつったり、しびれたりする
  • 目がかすむことがある
  • ケガ、切り傷が治りにくい
  • インスリン療法
  • 外来インスリン導入
  • インスリンポンプ療法(CSII、SAP)
  • 薬物療法(経口薬)
  • 食事療法
  • 運動療法
  • 外来栄養指導
  • 血糖自己測定(SMBG、リブレ、デクスコムG6)
  • 血糖クラウド管理システム
  • 糖尿病合併症評価(大血管障害、網膜症、腎症、神経症)

インスリンポンプ

SMBG(血糖自己測定)

リブレ

デクスコムG6(持続血糖測定システム)

血糖測定器

HbA1c測定器

尿定性検査

糖尿病治療をご希望の方は、初回は問診表の記入や検査の為、かなりお時間をいただきます。時間に余裕をもってご来院ください。
初診、再診ともに、事前の予約をお勧めしております。予約のない場合、診療状況により待ち時間が長くなる可能性がございます。事前予約にご協力お願い申し上げます。

初診時と年に1回、心電図・胸部レントゲン・腹部超音波検査を実施し、全身状態を把握します。必要に応じて、栄養指導も実施いたします。

1

受付


診察券(受診歴のある方のみ)、保険証、マイナンバーカードをご持参ください。他院からの紹介状や採血データ、お薬手帳や服薬状況がわかるもの、健康診断や人間ドックの結果をご持参いただくと参考になります。

2

問診


看護師より初診の患者さんにこれまでの経過や、日常生活の状況(食事・運動・仕事・ご家族のことなど)を伺います。 これは、治療の基本情報となります。当院治療に期待する事や要望など医師に直接話しにくいことをお伝えください。

3

採血・検尿


身長・体重・血圧等の測定。血液検査、尿検査で、血糖値・ヘモグロビンA1c・尿糖の数値を確認いたします。

4

診察


糖尿病専門医による診察、診断を行います。ご不明な点や不安に思われている事がありましたら気軽にご質問ください。

5

処方・次回予約


一人ひとりの病態に応じて必要な投薬の提案や生活指導を行います。次回予約の案内や、検査についてご説明をいたします。当院では必要に応じた栄養指導や合併症精査 (腹部、心臓、頸動脈超音波検査、動脈硬化検査、心電図、胸部レントゲン等)をしております。

6

2回目以降の診察


予約された日に受診ください。予約日の変更をご希望の方は再診Web予約より変更をお願いします。

糖尿病とは、一言で言えば『血糖値が高くなる病気』です。
食べ物や飲み物は消化されると、ブドウ糖になります。ブドウ糖は、からだを動かすエネルギー源となるもので、血液の流れに乗りからだの細胞に運ばれて、筋肉や臓器で使用されます。
糖尿病になると、ブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなり、血液の中にあふれてしまい血糖値の高い状態が続きます。
現在、日本では成人の約6人にひとりが糖尿病患者または予備軍といわれ、誰にでも起こりえる身近な病気の一つになっています。

糖尿病は多くの場合無症状で始まります。代表的な症状である喉が渇く、尿量が多くなる、水分を多量にとる、お腹がすいてよく食べるにもかかわらず体重が減っていく、 疲れやすいなどの症状が出てきた時には、糖尿病の症状はかなり進行しています。

残念ながら糖尿病は、現在の医療技術をもっても完治させることが出来ない病気です。 ただし、食事や運動、薬剤などの助けによって、その症状をコントロールすることができ、健康な人と同様の生活を送ることができます。まずは糖尿病を正しく理解し、糖尿病を予防すること。糖尿病であれば病気を正しく理解し、前向きに病気とつき合うことが大切です。

1型糖尿病

1型糖尿病は、膵臓のインスリン産生細胞(β細胞)が何らかの理由で損傷を受け、インスリンを十分に分泌できなくなる病気です。原因としては、自己免疫機構の異常やウイルス感染が考えられています。1型糖尿病は、若年層に多く見られますが、高齢者で発症するケースもあります。日本での発症頻度は、2型糖尿病と比べるとかなり低いのが特徴です。1型糖尿病の治療には、インスリン補充療法が必須となります。

2型糖尿病

2型糖尿病は、日本人の糖尿病患者の大多数を占めています。遺伝的な要因と生活習慣が複雑に絡み合って発症すると考えられています。肥満、運動不足、ストレスなどの生活習慣が環境因子として知られており、これらを改善することで、2型糖尿病の予防や症状の改善が期待できます。一方、家族に糖尿病患者がいる場合は、遺伝的なリスクが高いと言えます。

妊娠糖尿病

妊娠中は、胎盤からインスリンの作用に拮抗するホルモンが分泌されるため、インスリンの効きが悪くなり、高血糖状態を引き起こしやすくなります。これを妊娠糖尿病と呼びます。厳密には糖尿病とは異なりますが、母体と胎児の健康を守るために、適切な血糖管理が必要です。

その他原因による糖尿病

糖尿病発症に関しては、膵臓の病気、内分泌疾患、肝臓病、感染症などが原因となる場合があります。また、ステロイド薬の長期使用によって引き起こされるステロイド糖尿病もあります。

糖尿病により、長年にわたって高血糖状態が続くと、血管や神経の損傷が蓄積し、重大な合併症を招くリスクが高まります。糖尿病の三大合併症として知られているのが、糖尿病性神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症です。これらの合併症は、患者さんのQOL(生活の質)を著しく低下させ、時には生命にも関わる危険性があります。

糖尿病性神経障害

糖尿病性神経障害は、糖尿病合併症の中で早くから表れる傾向にあります。手足の感覚が鈍くなったり、痛みやしびれを感じたりするのが特徴的な症状です。自律神経の障害から、胃腸の動きが悪くなったり、立ちくらみが起こったりすることもあります。神経の損傷により、ケガや火傷に気づきにくくなるため、細心の注意が必要です。

糖尿病網膜症

高血糖の持続によって血管が弱くなると、目の奥の網膜にある細い血管が傷つくことがあります。これが糖尿病網膜症です。出血や新生血管の形成、最悪の場合は網膜剥離を引き起こします。放置すれば失明のリスクが高まるため、早期発見と適切な治療が不可欠です。糖尿病は成人が失明する原因の上位に位置するため、眼科と協力しながら治療を進めるケースも考えられます。

糖尿病関連腎臓病

糖尿病関連腎臓病は、腎臓の微細な血管が傷ついて、徐々に機能が低下していく病態です。初期段階では尿中に少量のタンパク質が漏れ出る程度ですが、進行すると腎不全に至り、人工透析が必要になることもあります。

糖尿病の治療では、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、食事療法、運動療法、薬物療法を適切に組み合わせることが重要です。単に血糖値を下げるだけでなく、血圧や体重、脂質代謝などの管理も同時に行い、総合的な改善アプローチを心がけています。

食事療法

食事療法では、代謝状態を正常に近づけ、合併症の発症や進行を防ぐことを目的としているため、バランスの取れた食事内容をご提案します。患者さんの生活スタイルや嗜好を考慮しつつ、適切なエネルギー摂取量を維持し、炭水化物、脂質、タンパク質の適正な配分を目指します。また、食物繊維の積極的な摂取や、塩分の制限なども重要なポイントです。

運動療法

運動療法は、インスリン感受性を改善し、血糖コントロールを助ける効果があります。また体重管理、血圧や脂質代謝の改善なども期待できるので、合併症予防にも繋がります。ただし、患者さんの体力や合併症の状態を評価し、無理のない運動プランを立てることが大切です。

薬物療法

薬物療法では、患者さんの病態や合併症の有無などを詳細に評価した上で、適切な薬剤を選択します。経口血糖降下薬と一口に言っても、さまざまな種類があり、作用機序や副作用も異なります。ほかにも注射によって血糖をコントロールするインスリン療法やGLP-1受容体作動薬なども薬物療法の候補の一つです。また薬物療法と同時に、自己管理の一環として、血糖自己測定(SMBG)の指導や管理も行います。

小山イーストクリニックでは2015年2月より、月1回、受診時に自作のパンフレットをお渡ししております。内容は糖尿病について知っておいていただきたいことを中心とし、スタッフ全員が協力して作成しております。題材は月ごとに変わります。
糖尿病を理解し一通りのことは十分知っていると思っていても、 意外なところに盲点があったり、また発症してから何年もたってしまうと、記憶が曖昧になり記憶違いを起こしていることもあります。「一月一題」のパンフレット、是非ご活用ください。

「県南糖尿病友の会」は、平成元年の開院まもなく設立されました。医師、看護師をはじめとする医療スタッフ、患者さん、患者さんのご家族等で構成されており、様々な活動を通して、糖尿病についての知識を深めたり、最新の情報を共有したり、活動内容によっては患者さんのお友達も参加するなどして、患者さん同士の交流の場として糖尿病治療を続けていく心の支えになっております。

活動日

毎月1回
ご案内は院内掲示板やホームページでお知らせいたします。

活動内容

  • 運動教室
  • 料理講習会
  • お花見
  • 歩こう会
  • ランチバイキング
  • 「さかえ」を読む会
  • 糖尿病勉強会
  • 栃木県糖尿病協会主催行事参加等

年会費

年会費 3,000円(日本糖尿病協会費含む)
機関紙 月刊「さかえ」配布

入会について

随時、受付にて承っております。

診療のご案内

Contents

Diabetology

糖尿病内科

糖尿病の方、または糖尿病予備軍(糖尿病の気がある)とされる方が対象の診療科です。治療は専門医が患者さん一人ひとりを丁寧に診察します。専門知識をもつスタッフと共に、患者さんの生活を踏まえた治療を行っております。

Endocrinology

甲状腺・内分泌内科

内分泌内科はホルモン異常により生じる病気を診療する科です。バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍などの診断・治療や、脂質異常症、高尿酸血症、その他のホルモン異常疾患の診断、治療を行っております。

Cardiology

循環器内科

循環器科は主に血管と心臓に関連する症状を診療する科です。不整脈、高血圧症、動脈硬化、虚血性心疾患、心筋梗塞、狭心症などの診療を行っています。

Internal-Medicine

一般内科・小児科

一般内科・小児科では、発熱、のどが痛い、咳や痰などの症状の診療を行っています。

健診・予防接種

Medical-checkup
& Vaccination

小山市の特定健康診査や各種がん検診、肝炎ウイルス検診、男性の風しん抗体検査、また高齢者用肺炎球菌、帯状疱疹、インフルエンザなどの各種予防接種を行っています。

ご予約・お問い合わせ

CONTACT

診療時間
8:30~12:00
15:00~18:30

★第3日曜のみ診療(完全予約制)しています
【休診日】木曜午後、土曜午後、日祝

Web予約、またはお電話でご予約をお願いします。
※初診の当日予約はWeb予約はできません。お電話でご予約をお願いします。
※予約は午後が空いております。待ち時間が気になる方は午後の予約をお勧めしております。

【受付時間】8:30~12:00 / 15:00~18:30
※木曜午後、土曜午後、日曜(第3以外)、祝日は休診。

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