vol.98 唾液を増やして快適に
- 糖尿病パンフレット
唾液を増やして快適に
糖尿病になると、口渇やドライマウス(口腔乾燥)の悩みを持つ方が多くなります。
口の中が乾きやすくなると、不快なだけでなく、唾液のもつ抗菌作用や自浄作用も低下してしまいます。
今回は、唾液を増やすことにより、快適な口腔環境を整えるための方法をご紹介します。
唾液にはこんな働きがあります
抗菌作用・・・口の細菌の増殖を抑えます
pH緩衝作用・・・飲食で酸性に傾いた口内を中和させ虫歯を防ぎます
味覚の媒体・・・味を感じさせ、噛みやすく、飲み込みやすくします
うるおい作用・・・口内のうるおいを保ちます
自浄作用・・・付着した食べかす を洗い流します
粘膜修復作用・・・口内の傷を治しやすくします
お口の状態をいますぐチェック!
□ 口が渇く | □ 口がネバネバする |
□ 口臭がある | □ 乾物が食べにくい |
□ 夜間起きて水を飲む | □ 味覚がおかしい |
□ 口内炎がよくできる | □ 口が渇いて話しにくい |
□ 目や鼻も乾きやすい | □ 舌がヒリヒリする |
唾液をふやすために
意識して口の筋肉を動かしたり、マッサージをすることで、唾液の分泌は改善します。
また、顔の筋肉を動かすことで、表情も明るくなり、気持ちも明るくなる効果があります!
どれも簡単にできるものなので、是非お試しください。
・「あいうえお」を口を大きく使って言ってみましょう!
・舌をだして上下左右に動かしてみましょう!
・あご下、耳下などをマッサージ!
