骨粗鬆症
糖尿病の方で血糖コントロールの悪い状態が続くと合併症が起こりやすくなりますが、骨粗鬆症もそのひとつです。
骨粗鬆症になると、骨が弱くもろくなり骨折しやすくなります。
糖尿病の患者さんは、そうでない人に比べて、約2倍 骨折しやすい とされています。
骨粗鬆症が原因で起こりやすい骨折
脆弱性骨折 (ぜいじゃくせい こっせつ)
つまずいて手や肘をついた、くしゃみをした等の、わずかな衝撃によって起こる骨折。背中や腰の骨が押しつぶされる「圧迫骨折」が多くみられる。
大腿骨近位部骨折 (だいたいこつきんいぶ こっせつ)
脚の付け根部分の骨折。痛みや治療のため、長期間ベッドの上での生活となり、寝たきりや認知障害のきっかけになりやすい。
骨粗鬆症を予防するためにできること
骨粗鬆症の原因には改善できることがたくさんあります
毎日の食事のポイント
● 1日3回 バランスのとれた食事をとりましょう
主食(ご飯・パン・麺)
副菜(野菜・きのこ・海藻)
主菜(肉・魚・卵・大豆)
の3つを意識するだけでもバランスのとれた食事ができます
● 適量の牛乳・乳製品をとりましょう
1つ分の量を目安に、1日2つ分をとるよう心掛けましょう
牛乳・・・コップ半分
スライスチーズ・・・1枚
ヨーグルト・・・1個
チーズ・・・ひとかけ